プロダクト

データでアプリマーケティングの新世界を切り拓く〜AppAmoreってどんなサービス?〜

2018年4月19日(木)に開催された日本最大級のゲームアプリ事業者向けカンファレンス「Next Marketing Summit2018」に、Supershipのアプリ専門マーケティングアドプラットフォームAppAmore(アップアモーレ)は出展と登壇をさせていただきました。

本記事では、AppAmoreが開催させていただいたアプリマーケター向けセッションの後半の様子をダイジェストでレポートします。

前半に行われたイグニス高原様とのアプリマーケティングのコツに関する記事はこちら

<セッション概要>
タイトル:データでアプリマーケティングの新世界を切り拓く〜AppAmore爆誕〜
スピーカー:

Supership株式会社 マーケティング事業本部 デマンド事業部 プロダクトマーケティング室 室長 小嶋 泰我

AppAmoreついての簡単なご紹介

Supershipは複数のベンチャーがジョインして生まれた会社です。データテクノロジーカンパニーとして日本を代表する会社を目指しており、データを軸にしたデジタルマーケティングを提供しています。広告事業においてはSupership DMP を中心に、DSPの「ScaleOut」、動画アドネットワークの「AppVador」、アプリ向けのSSP「Ad Generation」を運営しており、今回ご紹介する「AppAmore」は今年1月より新たに提供開始したアプリ向けマーケティングアドプラットフォームです。

Supershipが活用している「データ」は総ID数(cookie/IDFA/ADID) 4.6億、うち スマートフォン比率は70%となっており、性別・年代などの属性データをはじめ、郵便番号や位置情報、ウェブ上の検索クエリ他、高精度で膨大なデータをAppAmoreのプラットフォーム上で活用することが可能です。
Supershipは、LINEのData Provider Partnerとして、LINE Ads Platform上にデータを連携し配信できる限られた2社のうちの1社として認定いただいており、スマートフォンにおけるデータ量とその精度は、LINE様にも評価いただいています。

参考:変わりゆく顧客とのコミュニケーションのありかた(LAP実践編)#LINE Biz-Solutions Day 2018 Springレポート
本セッションでは、アプリ専門のマーケティングアドプラットフォーム「AppAmore」が提供する「価値ある”人”に良質な面で接触し、観測」するための【内部分析】、【アドベリ対策】、【接触調査】の3つのフェーズのなかから、1stステップとなるインサイト分析の部分を中心にお話させていただきます。

 

 

<AppAmoreが目指すプラットフォーム>

 

 

解析ツールだけでは“どんな人”なのかわからない

アプリのマーケティングをおこなうにあたり、何かしらの計測ツールを導入している事業者様は多いかと思います。しかし計測ツールはあくまでもアプリ内の行動を計測することに特化したツールです。アプリに流入したユーザーの年齢・性別などのデモグラフィックデータや、趣味関心・ウェブの行動履歴などのインタレストに関しては、あくまで仮説ベースのデータであることが多く、その仮説に基づいたターゲティング設計により、新規ユーザー獲得とリテンション施策を実施するのが一般的かと思います。

しかし、仮説でなく、本当に狙うべきユーザーのみに狙いを定め、それ以外の「無駄打ち」となりそうな広告コストを削減すれば、より効果的なアプリプロモーションが実施できるはずです。

また、アプリをインストールしてくれた全てのユーザー様は、貴重な「資産」と言えます。新規ユーザー獲得施策により資産を増やし、リテンション施策により獲得した資産を収益化する、という両輪をうまく回すことで、アプリのプロモーション効果を相互作用によって最大化できると考えています。

データを活用してユーザーを可視化する

AppAmoreでは、仮説でなく極めて正確なオーディエンスデータを活用し、計測ツールでは捉えられなかったユーザーの姿を可視化することで、マーケティングに基づいた効果的なアプリプロモーションを実施しています。
計測ツールをつかって取得したアプリ内での行動データのみでは読み取れなかった、ユーザーの性別、年齢、趣味関心などの情報を、Supershipが保有するデータを掛け合わせて分析した「AppAmoreインサイト」として明らかにするのです。

例えば、アプリ内での行動が頻繁でなく、イベント参加実績や課金実績もないユーザーへは、リテンション施策を実施すべきかの判断材料がないため、結果として「手詰まり」となってしまっていた場合も…

AppAmoreのインサイト分析によってアクティブユーザーの姿を可視化することにより、アプローチすべきユーザーかどうかを正しく判断することができるようになります。

※実際にはもっと詳細な分析結果レポートをお出ししています

こうして、高LTV傾向にあるユーザーと、低LTV傾向にあるユーザーのそれぞれの特徴や傾向を掴むことで、データに基づいた新たにアプローチすべきユーザーと、逆にアプローチをすべきでないユーザーを正しく設定し、無駄なく効果の高いアプリプロモーションを実現しています。

実際に分析してみた事例

ここからは、実際に実施した事例をいくつかご紹介していきます。

【ケース1】

こちらは、あるフリーミアムモデルのゲームアプリにおけるARPU(ユーザー1人あたりの平均課金額)とARPPU(課金ユーザー1人あたりの平均課金額)の状況を年齢・性別でレポートしたものです。

分析結果からみえてくる仮説として、まず10代男性はUU数が圧倒的に多いにも関わらずARPU、ARPPUともに少ないため、当然新規インストールキャンペーンの段階で予算を抑える必要があります。
対して、ARPU、ARPPUともに非常に高い50代以降に対しては、新規インストールとリテンションのプロモーション予算を寄せるべきです。ただし、ARPPUは女性よりも男性のほうが2倍近く高いので、リテンション施策を行う際は特に男性を中心に行うと効果的ということが見えてきます。
このように、インサイト分析を活用することで、予算を的確に投資するためのセグメントを整理することができました。
また、クリエイティブのテイストなども50代以上の男性に向けたテイストにしてみたり、高LTVが期待できるユーザー層を取り込むコラボ企画など、様々なマーケティング施策のヒントも見えてきます。

【ケース2】

こちらは、先程とは別のあるフリーミアムモデルのゲームアプリにおけるARPU(ユーザー1人あたりの平均課金額)とARPPU(課金ユーザー1人あたりの平均課金額)をユーザーの属性(興味・関心)別で分析したレポートです。

分析の結果、このゲームアプリのユーザーはブック、ニュース・雑誌カテゴリ、特にブックカテゴリにおけるARPUが高い傾向がありました。反対に、このアプリと同じゲームカテゴリに属するユーザーはARPUが低いようです。無料でゲームを楽しむ習慣がついてしまっているユーザーは、ARPUが伸びにくいのかもしれません。
よって、多少CPIは高くても、ブック、ニュース・雑誌系アプリへのインストール出稿を強め、反対にCPIが低く、獲得しやすいゲーム系アプリへの配信ボリュームは控えめにしたほうが、このアプリ全体のROI(投資収益率)を高められる可能性があるということが、ユーザーベースの分析からみえてきました。

このように、AppAmoreでは、データに基づいて得られたユーザーのインサイトから、効果的なマーケティング施策や適切な広告プランニングからお手伝いをさせていただいております。

AppAmoreの今後について

Supership社が所属するSyn.グループは、アドフラウド対策やブランドセーフティーにおいて世界最高水準の認定団体であるTAGより認定を受けた国内初のアドベリフィケーションカンパニーMomentum(モメンタム)社を2017年7月よりグループに迎えています。

モメンタム社との協業により、Supershipでは昨今重要視されているアドベリフィケーション領域への取り組みを積極的に強化しております。
既にプレスリリースでお知らせしているところですと、ScaleOut DSPや電通さまとの協業でご提供している電通PMPにおいてはモメンタム社のアドベリフィケーションツールをデフォルトで導入しており、透明性の高いアドプラットフォームの提供を目指してその他のプロダクトにおいても順次導入を進めているところです。
参考:Supership×Momentumのアドベリフィケーションへの取り組みに関してはこちら

もちろん、AppAmoreもその例外ではなく、これまで専用のSDKを導入しないと解析が困難だったアプリ領域においても、Supershipが保有するデータを取り入れた解析により、SDKを導入せずともアドフラウドを検知できるソリューションをご提供すべく現在絶賛開発中でございます。

スマートフォンのデータを豊富に持つSupershipだからこそ実現できる、アプリ領域でのアドフラウド対策に、AppAmoreは貢献していきたいと考えております。

また、大手ナショナルクライアント様を中心とした代理店事業も行っているSupershipでは、これまで多くのブランディングプロモーションをウェブ上で実施してきた知見を、今後アプリのプロモーションにおいても活かしていきたいと思っています。
AppAmoreでは、インストール数の獲得だけに留まらず、認知や利用意向などのブランドリフトレポートをアンケート実施によってご提供する準備を進めております。

まとめ

以上、豊富なスマートフォンユーザーのデータを保有するSupership社のAppAmoreだからこそご提供できるアプリのインサイト分析について、事例を交えてご紹介させていただきました。
AppAmoreでは、アプリ内のユーザーの属性を可視化し、その属性別に課金傾向を掴むことで、インストールからリテンションまで適切なプロモーション設計を行い、ROIの最大化の支援をさせていただいております。

アドベリ対策、ブランドリフト機能に関しては絶賛準備中ではありますが、Supership社の持つアプリマーケティングのノウハウや技術を凝縮させたAppAmoreは、今後もアプリ事業者のみなさまに正しい意思決定の材料を提供できるよう邁進していきます。
少しでも気になった方は、是非お気軽にご相談くださいませ!

お問い合わせ先:
Supership AppAmore担当
so-sales@supership.jp

AppAmore

アプリ向けのマーケティングアドプラットフォームです。

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