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【レポート&動画公開!】 DXにおけるデータガバナンス課題とボトルネック

Supershipグループは「Supership Day vol.02」と題して、8月25日(火)〜8月27日(木)の3日間、計6テーマのウェビナーを開催しました。
当記事では、Session 6 「DXにおけるデータガバナンス課題とボトルネック」のレポートをお送りします。

「DXにおけるデータガバナンス課題とボトルネック」セッション

セッション概要

社内でのデータ活用を推進する上で、データアクセスやデータ品質、業務フローやリソース問題など様々な課題に直面すると思います。どう解決すべきか、自社の課題は自社特有なのか、よくある課題なのかなど、弊社調査データとみなさんのアンケート回答を交えつつ、お話します。

講師プロフィール

小嶋 泰我(Supership株式会社)

小嶋 泰我(Supership株式会社)
データソリューション事業領域 データソリューション室

2013年トランスコスモスに入社し広告代理事業にてダイレクトマーケティング業務を中心に従事し、海外案件責任者や組織内スキル標準化を担う。2017年にSupershipにマーケティング事業の事業戦略としてジョイン。その後デマンド事業のプロダクトマーケティング室の室長となり、2018年からDatapiaのプロダクトオーナーとなり、社内外のデータガバナンス最適化を行う。

本セッションは開催前に参加者の皆さまに事前アンケートにご協力いただきました。アンケート結果を踏まえ、ご参加頂いた皆さまの課題感等を取り上げ、小嶋が説明を進めました。

調査結果からみえた一般企業のDXの課題と求められる3パターン

セッションの冒頭で、小嶋は「デジタル化の取り組みに関する調査」 – JUASに基づき、DX/デジタル化という観点で一般企業が解決したい課題について紹介しました。
この調査によると、1位は「顧客への価値提供に関わる革新」となり、
次いで「新しい事業、ビジネスモデルの創出」、「生産性向上につながる画期的なプロセス改革」となりました。

この結果より、企業に求められるDXは大きく3つのパターンに分類して考えられます。

小嶋 :まず1つの目パターンが「顧客が新しい価値を感じてくれる」体験・商品です。

消費側にとっての新しいメリットは、デジタルを活用することで今までより便利になったり、ちょっと使いやすくなったり、新しくできるようになったりするDXのパターンです。

例えば、今までは CD とか MD とか MP3 で音楽を持ち運んで聞いてたけどデジタルで全部遠隔で聞けるようになったよねとか、今まで本を買わなくてはいけなかったけど電子書籍でどこでも読めるようにあったよねとかがこのパターンです。

2つ目のパターンが「新しいビジネスモデルや商品」です。
デジタル活用することで新しいビジネスモデルや新しい商品を作れるということは、提供側にとって新しいメリットです。新たに提供できる商品が増えたというDXのパターンです。

また消費者側に見えないポイントとして、これまでマネタイズのハードルが高かった事業領域で「デジタルを活用することでマネタイズポイントができた!」といったケースもDXと言えます。

最後の1つが生産性向上のプロセス改革です。いままでは提供側や消費者側にとっての新しいメリットをピックアップしてきました。生産性向上のプロセス改革は、既存の改善という視点です。

デジタルを活用することで工数が減ったり、意思決定の精度が改善するスピードが上がったり、シンプルにコストを少なくすることができたというのが、このDXのパターンです。

一般的に、企業ででDXを担当すると「新しい価値を創り出す」という視点が極めて強くなるかと思います。
生産性向上のプロセス改革は、正直消費者側が直接的に体感することはあまりないかもしれませんが、企業活動においてもっとも重要なDX と言ってもいいのではにでしょうか。

実戦に生かすためのDXの4つの構造

DXを構造分解すると大きく4つに分けられると考えています。

  • データの戦略
    データをどのように経営・事業に活用するのか方針・目安設定
  • データの蓄積
    事業部門ごとでそれぞれの目的に応じてデータを蓄積
  • データ加工・整理
    活用フェーズの前段階としてデータの前処理を実施
  • データ活用
    加工したデータを事業や部門ニーズに応える形で活用

小嶋 :データ戦略では、データを活用する方針だったり目的の設定があります。
つぎに戦略に基づいて、実際に実践に生かすデータにする必要があります。
データの蓄積フェーズ経て、データ加工・整理を行い、次にデータ活用のフェーズに移行します。大きくこの4つがDXの構造だと考えております。

企業におけるデータマネジメントの課題3点

実際にデータ活用を進める上での課題意識では大きく3つ挙げられています。
小嶋 はData Integration: The Secret Sauce Behind Successful Analytics と
「デジタル化の取り組みに関する調査」  に基づきデータマネジメントにおける3つの課題意識を紹介しました。

  • ITリソースの不足
    IT専門家の48%、ほぼ半数が ITリソースの不足が企業にとって最大の課題と感じています。
    どこの会社さんでもかなり顕在化している課題です。
  • アクセス権限の障壁
    この問題に関しては、顕在化しづらいというかあまり会社全体で把握できていないかもしれません。データサイエンティストの46%がアクセス環境が企業課題だと感じています。
  • レガシーシステム
    レガシーシステムが残っていると企業の75%が、他社に比べてデジタル化が遅れていると感じているという結果が出ていました。

小嶋 :昔からずっと使っているシステムからなかなか移行できなかったりするとデジタル化から遅れているという実感が出てくることが調査結果からわかっています。

アドテック東京 Mixerなどマーケティング関連イベント来場者を対象にしたデータマネジメントの意識調査

昨年、マーケターの方が沢山集まるイベントに、Supershipはデータマネジメントツール『Datapia』を出展し、来場者様に以下のアンケートにご協力いただきました。
質問1:社内のデータは、BIやMAやCRMやCDPやDMPなどですべて整理されており、⼗分にデータを活⽤できているか︖
質問2:データがサイロ化されていて必要なデータを集めるのに問題はないか︖
質問3:データ活⽤の信頼性は確保されているか︖
質問4:現在のビジネス上で利⽤できるデータベースの数は︖
質問5:データベースへのアクセス権限は適切に開放されているか?
質問6:データ分析における開発リソースは、分析やデータ整備に消費している時間は適切か︖

この記事では2つだけピックアップし、紹介します。
他のアンケート結果については、是非動画にてご覧ください。

質問2:データがサイロ化されていて必要なデータを集めるのに問題はないか︖

この質問に対して多かった回答がこちらです。
・データを集めるのにエンジニアの⼯数が多くかかっている
・部署間や企業間のデータポリシーの問題で⼀部集められないものがある

小嶋 :そもそもデータポリシーの問題で集約することすらできず、活用の前に統合的にデータ管理ができていない、さらには管理するにも工数が掛かってしまうという実態がわかりました。

質問6:データ分析における開発リソースは、分析やデータ整備に消費している時間は適切か︖

この質問に対して多かった回答がこちらです。
・データの統合にどれくらいの時間がかかっているのか把握してない

小嶋 :データの統合にどれくらいの時間がかかっているのか把握してないという回答が非常に多かったです。次にデータアナリストやデータサイエンティストがいるが、実際はデータを構築するのに大部分の時間を使っていてもったいない状況である、ということは理解している方も多かったです。

この質問からはマーケターの方達が、データの整形や整備にどれだけの時間を要するか把握でいていない実態が見えてきました。

データマネジメントのボトルネックは「データの加工と整理」

データマネジメントに関するアンケートを集計した結果から、ボトルネックとして顕在化している課題はデータの加工や整理の部分でした。

データの蓄積は、そもそも、どの企業もデータベース自体は存在しているので、データを貯められていると思います。しかし、貯めたデータを統合的に管理できていないことが多くの企業が抱える課題ということがわかってきました。

データ活用で成果を出すためのボトルネックがわかってきたところで、データ加工・整理の課題について、このセミナー動画では解決方法を紹介していきます。

具体的な事例を交えながら、解決方法について説明しています。ぜひ動画を御覧ください!

後半では事前アンケートでいただいていた課題について解決方法を解説

・データ管理上でのボトルネックとなるような課題についての情報
・データガバナンスに取り組む企業の課題やその解決⽅法について知りたい
・部署を横断してデータを共有する場合のガバナンス
・時間とともにデータが汚くならないようにするコツ
・セキュリティーを保持しつつ、効果的なデータ運⽤によるマネタイズ

事前アンケートでいただいたこれらの問題については、Datapiaのプロダクトオーナー小嶋が具体的な解決策を紹介いたしました。

詳細は下記のフォームを入力後、動画を閲覧ください。
アンケートをお答え頂いた方には資料ダウンロードも可能です!

セミナー動画内容 | 「データガバナンス」セッション

社内でのデータ活用を推進する上で、データアクセスやデータ品質、業務フローやリソース問題など様々な課題に直面すると思います。どう解決すべきか、自社の課題は自社特有なのか、よくある課題なのかなど、弊社調査データとみなさんのアンケート回答を交えつつ、お話します。

フォーム入力後ウェビナーを視聴できます

視聴後、アンケートを入力いただけるとセミナー資料もダウンロード可能です。



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