Supership 17.07.07

アルバイトを時給で選ばなかった理由とは? 【Supership代表・森岡康一のバイト経験】

TAGS :
  • WakuBa
  • 働き方

5月18日にオープンしたシゴトメディアプラットフォーム「WakuBaアルバイト」は、”ワクワクする場がきっと見つかる”をキャッチフレーズにしたアルバイト求人情報サービスです。

今回、そんなWakuBaアルバイトのオープンを記念して、運営会社であるSupership株式会社の幹部社員が、かつてどんなアルバイトをしていたのかをインタビューしました。第1回は森岡康一。関西学院大学を卒業後、ヤフー株式会社、Facebook Japanの副代表などを経て、現在はSupershipにて代表取締役社長を務めています。そんな森岡は学生時代、どんなアルバイトをしていたのでしょうか。

 

『銀河英雄伝説』のためにTSUTAYAバイトをはじめた

——森岡さんが学生時代にされていたアルバイトは?

森岡:最初にやったアルバイトはTSUTAYAでしたね。学校帰りに行けるし、映画やアニメが好きだったので、タダで借りられるかなぁという甘い期待を持って始めたんです。

 

——わかりやすい動機ですね(笑)。その野望は達成できたのでしょうか。

森岡:できましたよ! 『銀河英雄伝説』は3周くらい観たと思いますね。銀河系を舞台に対立する二つの国の興亡を描くスペースオペラで、僕の大好きなアニメなのですが、とにかく長いんですよ。外伝まで入れると162話もあって、ぜんぶ借りるとけっこうお金がかかるんです。

 

——目的が達成できてよかったですね! TSUTAYAでの仕事内容は?

森岡:基本的には返却されたビデオを棚に戻す仕事ですね。週3から4くらい入って、夕方から夜中の閉店時間までずっと働いていました。バイト仲間とはすごく仲が良くて、閉店後は皆でボウリング行ったり誰かの家に泊まったりして遊んでいましたね。今でも彼らとは付き合いがあるんですよ。

 

——それはすばらしい出会いですね。印象に残っている方はいらっしゃいますか?

森岡:同い年の男友達がいたんですが、彼がとにかく仕事のデキるやつだったんですよ。それまで僕はどちらかというと純粋培養で、それなりに何でもできるつもりだったんですが、彼には及ばなかった。社会というものを知るいいきっかけでしたね。

 

——そんなにデキる人との違いを感じるような仕事内容だったのですか?

森岡:お客様が返却されたビデオを棚に戻していくのがアルバイトの仕事なのですが、それにもスキルが必要なんです。たとえば「アクション」「戦争」「ヒューマン」という順番で棚が並んでいるなら、ビデオも同じ順で積んで運んでいかないと効率よく戻せませんよね。つまり、ビデオを戻すべき場所を完璧に把握してないとできないのです。早いやつと遅いやつではかなりの時間の差が生まれるんですよ。その友だちはめちゃくちゃ速かったですね。

大人向けのビデオのコーナーがあるじゃないですか。あそこは特に難しくて、任されるようになったらプロ級です(笑)。

 

——ビデオの返却も奥が深いのですね。

森岡:レンタルビデオ店というと、簡単な仕事なんでしょって思いがちですよね。でもやってみると違うんです。やっぱり仕事ができるやつはすごいんですよ。

 

ミスタードーナツで学んだクレーム対応

——TSUTAYAの後は違うアルバイトを?

森岡:次はミスタードーナツでしたね。ドーナツが好きだったんですよ。特にエンゼルクリーム! ミスドで働いたらエンゼルクリームが安く買えるかなぁと思ってバイトを始めました。

 

——TSUTAYAのときもそうですが、基本的にアルバイトを始める動機がピュアですよね(笑)。

森岡:純粋なんです(笑)。

 

——ミスタードーナツでは接客を?

森岡:そうです。ドーナツ屋ならではの話といえば、清掃ですね。

 

——清掃?

森岡:ドーナツは油で揚げるものなので、毎日ちゃんと掃除しないと床がツルツルのネバネバになってしまうんです。だから店舗を閉めた後は毎日遅くまで掃除しないといけません。机と椅子をぜんぶ上げて、水をまいて洗剤を使って徹底的に掃除していました。

 

——ドーナツ屋ならではですね。何か学んだことはありますか?

森岡:やっぱりいろんなお客さんがいらっしゃるので、クレーム対応はうまくなりましたね。耐性もついたし、お客さんに対しての言葉遣いなどは学べたと思います。お店にはアンケートがあって、常連さんから「森岡さんはいつも笑顔でニコニコと対応してくれます」とか書いてもらえると嬉しかったし励みになりましたね。

 

新聞社で働いて裏側を見ることができた

——TSUTAYA、ミスタードーナツときて、次にユニークなアルバイトを始められたそうですね。

森岡:新聞社の編集部での雑用ですね。僕は関西学院でラグビーサークルに入っていたのですが、そのサークルで代々受けていたアルバイトだったんですよ。

 

——代替わりしてもそのサークルに話がくる?

森岡:ええ。僕も3回生のときに先輩から引き継いで2年間働きましたね。

 

——どんな仕事をされていたのですか?

森岡:僕の持ち場はFAXセンターというところ。プレスリリースや新聞社用のフラッシュ(速報)が送られてきたら、これをまとめて、各県担当である「県版」の編集さんに渡すという仕事をしていました。たまに「雁首(著名人の顔写真)持ってきて」って言われて、写真を保管している部屋に取りに行ったりすることもありましたね。

そこは顔写真ばかりが保管されている部屋で、あいうえお順に著名人の写真が並んでいるんですね。でも、昔の写真しかなくて、今45歳なのに保管されている最新の写真がどう見ても20代みたいなこともあるんですよ(笑)。仕方なくそれを持っていって、記者さんに「ぜんぜん違うだろ!」って怒られたり……。

 

——ちょっと理不尽ですね(笑)。職場はどんな雰囲気でしたか?

森岡:私服で行けますし、楽しいアルバイトでしたよ。ただ、総選挙のときは大変でしたね。選挙シフトというのを組んで、臨戦態勢で仕事していました。いつもはやらない校正アシスタントをやったりしていました。

印象に残っているのは、当時人気絶頂だった女優とお笑い芸人の結婚のニュースをFAXで送られてきたフラッシュで知ったことですね。そういう新聞社の裏側を見られたというのは、いい経験だったと思います。

 

好きを軸にバイトを探してほしい

——これからアルバイトを探される方にアドバイスをお願いします。

森岡:「好き」を軸に探すということですかね。僕自身がそうでした。短期バイトなら時給で選んでもいいと思うのですが、せっかくの青春時代ですからね。長期のアルバイトなら特に時給以外の選び方をするべきかなと。

学生時代って執行猶予期間なんで、変に頭でっかちになるようなアルバイトじゃなくて、自分が好きな業界を選んだ方がいいと思いますね。会社に入ったらもう絶対にできないような仕事を選ぶのがいいんじゃないでしょうか。

いろいろな人がいて、いろいろな考え方があって、それを知ることができるいい機会です。そのときにしかできないことを精一杯やった方が、将来出世するための実になると思います。あまり背伸びせず、人との出会いを大切にしてほしいですね。

 

——WakuBaアルバイトに期待することを教えてください。

森岡:アルバイト求人の領域で一番になっていきたいですね。ユーザーにはいろいろな選択肢を持ってもらえるので、ぜひWakuBaを使ってほしいです。僕がヤフーにいたころも求人サービスをやっていましたし、Facebookも就職活動とからめた展開をすることで学生のユーザー数を伸ばしたことがあります。そういった意味では、個人的にも仕事探しのサービスは継続してやっていきたいと考えています。

 

——ありがとうございました。


(文・写真:山田井ユウキ)

まとめ
「映画が好き」「ドーナツが好き」といった純粋な動機で仕事を選んできた森岡。時給だけでなく「好き」という気持ちで業界を選ぶことが大切なのだとか。
WakuBaアルバイトには様々な業界の仕事が集まっています。きっと、皆さんの「好き」に応えられるアルバイトが見つかるはずです。

WakuBaアルバイト
WakuBaアルバイト シゴトメディアプラットフォーム「WakuBa」は、人と仕事のよいつながりを生み出していく場です。

CONTACT お問い合わせ

  • Goolgeplus
  • はてな