コラム

ECサイト担当者は知っておきたい!「サイト内検索」を徹底解説 〜あなたのサイト、ちゃんと“検索”できてますか?〜

突然ですが、ECサイトの運営を担当されている方にお伺いします。

「あなたのサイト、ちゃんと“検索”できてますか?」

「検索ボックスはついており、検索機能はしっかりと備えている」とお考えの場合、それではまだ不十分かもしれません。

ご自身がWeb検索をする時のことを考えてみても、例えば「Supership」と入力する場合、「Supership」「スーパーシップ」「Supershio」「スーパー湿布」などと、全角・半角の区別をしなかったり、英語がカタカナだったり、そもそも間違ったまま検索ボタンを押すことも多いかと思われます。

そういった場合でも、大手の検索エンジンでは大抵の場合望んだ結果が表示されますが、あなたのサイトの検索エンジンでも同じようにできるわけではありません。大手サービスの精度が高いエンジンに慣れたユーザーに、同じ検索体験を提供するためには、それ相応の検索エンジンを備えておく必要があります。

検索エンジンの精度が低いと、例えば「京都」のものを探したいにもかかわらず、“部分的に”一致している「東京都」のものが表示されたりと、ストレスを感じさせる原因にもなります。わざわざECサイトで検索をしている購買意欲の高いユーザーを逃してしまうのは、CVRアップの機会を逃す“もったいない”行為であるといえるでしょう。

また、検索機能を改善することで、検索により得られたデータを店舗のマーケティングに活かすこともできます。

というように、改善することで、ユーザーにもサイト運営者にもメリットがもたらされる、ECサイトの「サイト内検索」について、そのメリットや機能などを紹介していきます!


大手検索サイトはどのような機能を搭載しているのか

サイト内検索についてご説明する前に、そもそも大手サイトの検索エンジンはどのような機能を搭載し、ユーザーの体験を向上させているかについて触れておきたいと思います。

【サジェスト】

別名「オートコンプリート」とも呼ばれ、キーワード入力の途中で検索候補を表示し、より早く検索結果にたどり着けるよう手助けをする機能です。

サジェスト機能イメージ

ユーザー個人の検索履歴や、社会的に話題となっている事柄に応じ、アルゴリズムによって自動的に生成され表示されます。

スマートフォンからのアクセス数が増える中、ユーザーはキーワードを最後まで入力せずに検索する傾向になっており、ECサイトにとってはここを改善することでサイトからの離脱を防ぐ効果が見込めます。

【表記ゆれ対応】

「表記ゆれ」は、ある単語を文字で表記する際、複数の書き方が存在することにより表記にばらつきが生じることです。日本語は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」さらに「アルファベット」と多数の表記体系を用いることから、表記ゆれが起こりやすいとされています。

表記ゆれに対応している検索エンジンのイメージ。アルファベットでもカタカナでも同じ結果が表示されている

表記ゆれは、同じ言葉でも違う書き方ができるもの(例:猫/ねこ/ネコ)、「送りがな」が原因で起こるもの(例:引っ越し/引越し/引越)、外来語(例:ドッジボール/ドッヂボール、プリンター/プリンタ)など種類が多岐にわたり、検索における対策は難しいものの、対策をしていないと検索結果が全く表示されなくなってしまうこともあり、重視すべきものといえるでしょう。

【関連ワード表示】

入力したキーワードに関連するワードを表示する機能です。

ユーザーがより最適な検索結果へたどり着くための“二度手間”を防ぐ効果が見込めます。

関連ワード表示機能イメージ

【スペル訂正】

スペルミスと思われるキーワードを自動的に訂正して検索する機能です。

スペル訂正機能イメージ

 

これらの機能に加え、大手検索サイトでは、膨大な検索辞書データを保有しており、それにより精度が高く使いやすい検索サービスが提供されています。

ユーザーにとってはその検索体験が“当たり前”となっており、他のサイトで同じように検索し、思うような検索結果に辿りつかずにスムーズなサイト回遊ができないと離脱にもつながってしまいます。

ECサイトにおいては、CVR(コンバージョン率)を向上させるためにも離脱は防ぐべきであり、検索機能の改善は最重要課題であるといえるでしょう。

検索データは「お客様の声」となる

また、検索から得られるデータに着目してみると、それらを「お客様の声」として、マーケティングに活用することができます。

例えば、ファッション系のECサイトなどでは“季節モノ商品”を扱いますが、それらの仕入れ/訴求時期について、その商品についての検索回数が増えてきた時期をもとに来シーズンの参考にする、といった使い方があります。

また、「テレビ広告はサイトトラフィックに瞬時に影響を及ぼし、検索によるサイト訪問数は30%増加する」という調査(出典:iProspect社「マルチスクリーンの世界(Fighting For Attention in a Multi-Screen World)」)もあります。つまり、検索にはユーザーの行動や欲望が表れると言え、世間の流れを検索行動から知ることができるのです。

そして、検索データでもっとも重視すべきは「ゼロマッチワード」=検索しても結果が1件も表示されないキーワードです。それらは「お客様が欲しがっているのにその店に置いていない商品」ということになり、これらのデータを仕入れなどに活用することで、さらなる売り上げの拡大を見込むことができます。

その一方で、辞書データが不十分だったために「ゼロマッチ」が発生してしまうこともあります。検索辞書データは1回新しくすれば良いわけではなく、日々の改善やチューニングが不可欠です。

Supershipが提供する「Supership Search Solution (S4)」

そして、弊社Supershipでは、ECサイト向けのサイト内検索ソリューション「Supership Search Solution」(通称:S4/エスフォー)を提供しています。

「Supership Search Solution (S4)」ロゴ

「S4」は、

「豊富なデータによる精度の高さ」
「高い技術力が支える安定した基盤」
「自動最適化による運用負担の軽減」

の3点を大きな特徴としています。

ソリューションを開発・提供するチームは、これまで大手サイトでの検索事業に携わってきたメンバーを中心としており、検索サービスの運用経験で培った膨大な辞書データを活用し、検索精度を向上させています。

さらに、機械学習で検索エンジンを自動最適化するほか、エキスパートによる、導入先サイトに応じた個別辞書の構築・導入後のチューニングまで行います。もちろん「サジェスト」や「表記ゆれ対応」などの機能も備えており、大手検索サイトに近い検索体験をユーザーに提供することができます。

また、ダッシュボード機能も搭載しており、検索のインプレッション数・クリック数、さらに人気の検索ワードや「ゼロマッチワード」を知ることができ、検索データをお客様の声として活用できます。

検索改善に不可欠な機能を取り揃えています

S4について詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください!

検索ソリューション「S4」は何がすごいの?サイト内検索に必要なポイントも解説
https://supership.jp/magazine/product/1184/

また、「サイト内検索」についてはS4のサービスサイトでもご説明しています。ツールの比較や導入の流れなど、より詳しく知りたい方はぜひ以下の記事もご一読ください!

サイト内検索エンジンとは? | サイト内検索エンジン Supership Search Solution(S4)
https://www.s4p.jp/column/site-search-engine/

 

広がりを見せる「サイト内検索連動型商品広告」

そして、ECサイトの検索をめぐっては、検索連動型の商品広告も盛り上がりを見せています。

「検索連動型の広告」というと、大手検索サイトで検索結果の上部に表示されるものが浮かぶかと思いますが、近年はそれに止まらず、ECサイトの検索結果に表示されるものも広がっています。

「サイト内検索連動型商品広告」イメージ

市場調査会社、eMarketerのレポートによると、EC大手のAmazonの米国における広告事業での収入は、2021年、167億1000万ドル(約1兆7680億円)まで達し、米国のデジタル広告市場の1割弱を占めるまでになると予測されています。

そのうち、検索広告による売り上げは、117億ドル(eMarketerとWebメディア・Marketing Diveが共同で発表した予測による)を占めるとされています。

日本国内においても、電通による「2019年 日本の広告費」にて、「物販系ECプラットフォーム広告費」が1,064億円に達していると発表されており、今後も国内外でECサイトにおける広告市場は成長していくものとみられます。

Supershipでも、モール型のECサイトに向け、ワンパッケージで手軽に導入できる検索連動型商品広告ソリューション「S4Ads」(エスフォーアズ)を提供し、出店者の効果的な販促活動や、サイト運営者の新たな収益機会の創出を支援しております。

S4Adsについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください! 

ECサイトの新たな収益機会を創出!新ソリューション「S4Ads」を5つのポイントでご紹介
https://supership.jp/magazine/product/3156/

まとめ
ECサイトにとって、検索機能の使い勝手が悪いまま放置しておくことは、購買意欲の高いユーザーを手放すこととなる、もったいない行為であるといえます。

検索機能を改善することで、ユーザーのサイト離脱を防ぐことができるだけでなく、検索データを“お客様の声”としてマーケティングに活用することもでき、さらなるCVRアップを見込むこともできます。

その一方で、検索機能の開発は奥が深く、大手の検索サイトと同様な検索体験を提供することはとても困難です。検索に知見のあるチームが開発・運用する外部サービスを導入することも一つの手であるといえるのではないでしょうか。

Supershipではサイト内検索「S4」と検索連動型商品広告「S4Ads」の2つのソリューションにより、ECサイトの運営をサポートしています。興味のある方はぜひお問い合わせください!

Supership Search Solution (S4)

S4はデータ活用で検索結果の最適化やパーソナライズを実現するサイト内検索ソリューションです。
お客様の課題に合わせて必要な検索機能をカスタマイズ導入することができ、専任コンサルタントが導入後の改善運用もサポートします。

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