第2回:Ad Generation SSP の特徴
第3回:ScaleOut DSP の特徴 ←イマココ
第4回:ScaleOut OEMの特徴
第5回:アプリのタイプ別に解説!Ad Generation動画リワード広告のオススメ実装方法
DSP、SSP、RTBに関するアドテク入門のお話にはじまり、前回は、媒体社向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネ)」について、ご紹介させていただきました。
今回は、広告主向け広告配信プラットフォーム「ScaleOut(スケールアウト)DSP」についてご紹介させていただきます。
ScaleOut(スケールアウト)DSPとは?
DSP(Demand Side Platform)とは、インターネット広告の配信効果を最大限に高める広告主向けの広告配信ツールです。興味・関心のあるユーザーを絞った広告配信を行ったり、特定の条件をつけて広告配信をコントロールするなど、広告の運用を効率化し、効果を高めることができます。
国内外を問わず、数え切れないほどのDSPが世の中に存在しているなかでも、SclaeOut DSPにはスマートフォンに特化したサービスとして国内でも先駆けて誕生した点に特徴があり、現在もスマートフォン向けの広告配信においては国内最大級のシェアを誇ります。
より確実なターゲティングを実現する“データ”
ScaleOut DSPがスマートフォン向けのプロモーションにおいて特に支持されている最大の理由は、思い通りのターゲットに対する確実な広告配信を実現するための基盤となる「データの正確性」が他のDSPと比較して一線を画している点にあります。
一般にDSPでは、広告主が希望するインプレッション(広告露出)量を希望する価格で買い付ける事ができることから、そのインプレッションの効率性を求められるケースが多く、そのため、多くのDSPが効率性追求のためにインターネットユーザーのオンライン上の行動履歴情報やオンラインサービスの会員情報等、3rd Party Dataと呼ばれるようなオーディエンスデータを付加価値としてサービス提供を行なっているのが現状です。
ScaleOut DSPでもこの3rd Party Dataを活用したサービス提供をしておりますが、当社が扱う3rd Party Dataにはグループ会社をはじめとした協力会社各社との深い連携により、他社DSPよりもジャンルも豊富かつ非常に高い精度の情報が大量に蓄積されています。
特に年代や性別といったユーザーのデモグラフィックなデータについては信頼度の高いデータを利用可能であるため、そういったデータをもとにした精緻でより確実な配信先のターゲティングが実現できることが、ScaleOut DSPならではの大きな強みです。
さらに、ScaleOutではDMP機能も持ち合わせているため、広告主が独自に保有するサイト訪問データや会員情報といった1st Party DataもScaleOut DSPと連携させることによって配信先のターゲティングに利用可能な点も魅力の1つです。この機能を用いることによって既存顧客への広告アプローチができる点はもちろんのこと、前述の非常に精度の高い3rd Party Dataとの掛け合わせによる広告セグメント配信も可能であるため、思い通りのターゲットに対して細やかに、かつ効率的に的確なメッセージをお届けすることができます。
<参考記事>
さまざまなデータホルダーの企業様と連携してサービスを展開しております。
・Supershipと楽天が広告配信で連携 目指すは最適なクロスデバイスでのコミュニケーション/MarkeZine
・“DSPをOEMで提供する”という新しい可能性〜膨大なユーザーデータを保有する企業の福音となるか/AdverTimes
国内最大規模を誇る“広告在庫”
ScaleOut DSPでは様々なデータを活用して効率的な広告プロモーションを実現できるのですが、いくらターゲティングに必要なデータを豊富に持っていても、広告の配信が行える(ターゲットとマッチした人が訪れる)サイトや広告枠が少なければ、そもそも多くの人に広告を届けることができません。
そこで、ScaleOutでは広告在庫(広告枠の量)の拡充にも積極的に取り組んでおり、既に国内の主要なSSPやAdExchangeとの接続を済ませ、現在配信可能な広告在庫は約2,200億インプレッション(月間)に上ります。これは、国内DSPの中では最大規模のボリュームとなります。日本国内のインターネットユーザーのほとんど対してScaleOut一つでアプローチができると言っても過言ではありません。
ScaleOut DSPの目指す今後
ScaleOutでは、「事業主と消費者をつなぐ」をモットーに、その上で「つながれた事業主と消費者、両方がもっと”HAPPY”になるにはどうすればよいのか?」を考えてプロダクトの開発・ご提供を行っています。
「データ」は事業主と消費者のニーズや思いをつなげる媒介・ツール、「広告在庫」は媒介を行うための場所であり、ScaleOutは事業主と消費者とのコミュニケーションを媒介するプラットフォーマーとして、両者をHAPPYにできるようなサービスのご提供ができるよう、今後もサービス改善を重ねていきます。
また、ScaleOutでは、昨今話題になっているようなブランド瑕疵(意図しないページに広告が出てブランドイメージを悪化させること)やアドフラウド(ボットなどによる不正広告)といった、インターネット広告業界の”HAPPY”を脅かす問題に対しても積極的な対応と対策を行っております。
こうした積極的なアドベリフィケーションの推進を行うことで、インターネット広告業界全体の健全化に貢献できるよう、事業主様やパートナー企業様と一緒に一丸となって作り上げられればと考えておりますので、今後ともScaleOutをどうぞよろしくお願い申し上げます。
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- まとめ
- スマホに出稿してみたいけどよくわらからない!というようなご相談にもお答えしていますので、何かお困りのことがあればお気軽にご連絡ください!