2024年4月1日より、Supership株式会社は親会社であるSupershipホールディングス株式会社に吸収合併されました。
合併に伴い、存続会社であるSupershipホールディングスは社名をSupershipに変更し、新たな経営体制を発足しました。本件に関する詳細は、プレスリリースをご確認ください。

スマホ向け国内最大級SSP 「Ad Generation」の現状と今後の展望について

プロダクト

公開日 : 2017.05.30

スマホ向け国内最大級SSP 「Ad Generation」の現状と今後の展望について

前回は、アドテクセンター長の大野がDSP、SSP、RTBの概要について解説をしました。
今回はSupershipが提供するSSP「Ad Generation(略称:アドジェネ)」にフォーカスをし、業界の中でも後発としてスタートしたアドジェネが急成長した理由や、今後のプロダクト展望などをご紹介します。

そもそも、「アドジェネ」とは?


アドジェネサービスサイトへ

SSP(Supply Side Platform)とはインターネット媒体社が自社メディアにおける広告掲載で収益を得るための広告配信プラットフォームです。SupershipのアドジェネはSSPとしては後発の2013年にローンチしました。デビューは遅かったのですが、後発だからこそ充実した機能・サービスをご提供することで、多くの媒体社様にご利用いただき、現在では月間320億imp(インプレッション)と、スマートフォンアプリ/Webサイトの領域では国内最大級の規模にまで成長しています。(2017年5月現在)

どうして「アドジェネ」が選ばれるのか?

アドジェネのコンセプトは「制約なく利用できる自由度の高いアドサーバー」です。

前回、大野のレポートでも記載のあった通り、アドジェネはスマートフォンアプリの媒体社様に多くご利用いただいており、RTB広告の配信技術、高精度な広告収益最適化ロジックの研究、自由度の高い広告の運用機能などにこだわって日々プロダクトのブラッシュアップを重ねています。

アドジェネを導入いただいている媒体社様から、評価をいただいているのは下記の点です。

  • 1時間に1度、収益性に応じたほぼリアルタイムな自動配信比率調整
  • アドネットワークの収益を底上げする、RTBの自動/手動フロアプライス設定機能
  • 制約のないアドサーバー機能の提供
  • Facebook Audience NetworkやAppLovinなど、国内外の有力アドネットワークとの接続

他にも、ネイティブ広告や動画リワードなどのフォーマットへの対応や、動画広告の配信対応など、常にサービスを拡充して媒体社様のニーズにお応えしております。

↑様々な広告フォーマットに対応しています(一部抜粋)

なお、アドジェネでは、本来であれば競合となり得るような他社の広告配信サービスを競合ではなく、媒体社様の収益化を一緒に推進していくパートナーだという思いを持っています。(直近では海外アドネットワークや動画フォーマットの収益性がとても好調です。)

また、アドジェネを通して配信した広告をお届けするユーザーにとっても、広告というコンテンツを楽しんで、もらえるような、広告の価値観を大きく変える存在になれるよう、さまざまなチャレンジを続けています。

アプリ向けRTB(Real Time Bidding)の堅調な伸び

アプリ向けの広告配信において、アドネットワークでなくSSPを導入するメリットのひとつとして、RTBによりアドネットワークの収益を底上げできることが挙げられます。

とはいえ、「アドジェネ」をローンチした2013年当初は、RTBの配信機能を提供していたにもかかわらず、実際にRTBが流れるのは全体impに対し、わずか3%と、RTBによる恩恵はほぼ受けられないのが現実でした。DSPがこれまでRTBで広告の買い付けを行う際に使ってきたユーザーを識別するためのCookie情報が、アプリからは取得できないためです。オークションの対象となるモノの情報がなければ買い手が現れないのと同じことです。。。

アプリでは、Identification For Advertisers(以下「IDFA」)、Google Advertising ID(以下「AAID」)といった独自の広告識別子があり、Webで行われているCookieを使ったユーザーターゲティングがアプリで効かないことから、アプリ向けの広告を出稿する広告主がそもそも少なかったという事情もあります。

しかし、2015年ごろから広告主側に動きが出てきました。これまでアプリのインストール広告を出稿する際に指標となってきたCPI(インストール単価)だけで広告の出稿単価を決めるのでなく、ROAS(広告費用対効果)やROI(投資対効果)で広告の出稿を行うべき、といった議論が活発になってきました。その流れでIDFA / AAIDを利用したアプリ向けのターゲティング広告出稿が増加し、SSP側でも徐々にRTBの配信比率が高くなってきました。

アプリ向けのRTBは2017年現在も堅調な成長を続けており、今やアドジェネ全体収益の40%ほどを占有しています。今後も位置情報を活用したDSPや、ネイティブ広告に対応するアドネットワークとの接続強化を予定しており、さらなる収益性の高さを媒体社様へご提供したいと考えています。

サーバー間連携による広告在庫の拡充

アドジェネでは2017年1月から「APC(アドパーツコレクション)」という、独自のネイティブ広告の配信ソリューションをご提供しております。APCではアドジェネとアドネットワーク同士をサーバー間連携させることで、従来アドネットワークを追加する度に必要であった広告タグのカスタマイズ作業をすることなく、媒体社のアプリ/サイトのデザインに合わせたネイティブ広告をスムーズに配信することが可能です。これにより、媒体社様はアドジェネのSDKを1つ導入するだけで、ネイティブ広告のタグデザインや各個別のアドネットワークSDKを導入することなく、広告配信を受けられるようになりました。

参考リンク
https://supership.jp/news/2017/01/11/176/

 

今後もサーバー間連携によるスムーズな広告在庫の拡充により、媒体社様の実装にかかる工数や収益改善をサポートしたいと考えています。(極力実装するSDKは少ない方がいいと思いますので。。)

アドジェネの目指す今後

アドジェネは「媒体社だけでなく、広告主にも、広告を見るユーザーにも”HAPPY”を届けること」をサービスポリシーとして掲げています。

なかでも、媒体社様には、広告収益を上げるための調整に時間割くよりも、自社のアプリや媒体の魅力を高める施策を重ねることに時間を使っていただきたいと考えています。そのために、アドジェネを導入・運用いただく際の実装工数を低減しつつも、収益は伸ばしていただけるようにと、サービスの改善を重ねています。

今後の展望ですが、具体的にはサーバー間連携の強化、自由度をさらに増したウォーターフォールへの対応、位置情報を使ったRTB配信の拡大、動画リワードのRTB拡大などを考えています。媒体社様の収益最大化に直結するような施策をたくさん準備しています。


まとめ
「どんな広告をどうやって出せばいいの?」というようなご相談にもお答えしていますので、何かお困りのことがあればご連絡ください!
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Supershipの「Ad Generation(アドジェネレーション)」は、楽しく、自由につかえる、パブリッシャー向けアドプラットフォームです。国内外の主要な広告配信事業者とのパートナーシップにより、広告の自動最適化配信や、収益レポートの一元管理を行うことで、広告収益最大化と広告運用コスト削減を支援します。
“制約なくご利用いただけるアドサーバー”という設計思想に基づき、パブリッシャーのニーズに合わせた自由度の高い広告配信設計が可能なうえ、ヘッダービディングへの対応など、最新のアドテクノロジーとサービスにより国内大手パブリッシャーを中心にスマートフォンアプリ/ウェブにおける最大規模の導入シェアを誇ります。

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