株式会社ソニー・ミュージックソリューションズが提供するスマートフォン向けアプリ『束縛彼氏』では、Supershipが提供するパブリッシャー向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネレーション)」の動画リワードを導入いただいています。
今回は『束縛彼氏』チームに、動画リワード導入の背景や活用事例を伺いました。
ソニー製最新AIを搭載した恋愛シミュレーションゲーム『束縛彼氏』
『束縛彼氏』はソニーグループ株式会社R&Dセンターと共同開発する“束縛AI対話システム”を活用した、スマートフォン向けの恋愛シミュレーションゲームアプリです。
タイトル:束縛彼氏
ジャンル:AIに束縛される恋愛シミュレーションゲーム
プラットフォーム:iOS/Android
二人の彼氏候補から一人を選び、AIチャットを通じて関係性を深めて物語を進めていきます。
その他に、彼氏の部屋を覗くことができる“ペットカメラ”、彼氏との匂わせ写真を撮影できる“ARカメラ”や、カレンダーやGPS、天気情報といった各種APIとの連携により、彼氏からの緩やかな束縛をリアリティを感じながら楽しむことができるゲームです。
アプリ内課金をメインに、広告収益を加えたハイブリット型マネタイズ
『束縛彼氏』ではアイテム課金とサブスクリプションによるアプリ内課金をメインに、広告による収益を加えたハイブリッド型でマネタイズを行っています。
『束縛彼氏』の主なセールスポイントである彼氏との“ストーリー”、彼氏との“AIチャット”、彼氏の部屋を覗き見る“ペットカメラ”に対して課金要素を組み込んでいます。
課金ポイントとしては、ストーリーを解放したりアプリ内コンテンツを購入するためのコインと、“AIチャット”や“ペットカメラ”等を有利に利用するためのサービスに対するサブスクリプションとなっています。
これに加えて、無課金のユーザーでもアプリの有料機能を一部体験していただけるように「Ad Generation」の動画リワードを使った広告収益を取り入れています。
動画リワード導入の背景
“ストーリー”、“AIチャット”、“ペットカメラ”の各機能の中で、最もコストがかかるのが“AIチャット”です。
この機能では、ソニーグループ株式会社R&Dセンターの対話AIシステムを搭載しており、ユーザーが会話をする度にシステムとの接続によりサーバーコストが発生してしまう問題があります。
そのため、サブスクリプション型課金での収益化を目指しましたが、より多くのユーザーに楽しんでいただけるように、会話の度に発生するサーバーコストをサスティナブルな方法で解決できないか?と模索していました。
そうした中で、開発会社との協議で辿り着いたのが動画リワードによる広告での収益化でした。
UI設計から実装まで密にサポート
弊社はスマートフォン向けゲームパブリッシャーとしては新規参入で、動画リワード広告についての知識やノウハウがありませんでした。そのため、導入にあたって実装の部分から密にサポートいただける会社を探していました。
そんな弊社側の要望に対して最も踏み込んだ提案をいただいたのが、Supershipの「Ad Generation」でした。
担当者様の熱意と深い理解で“AIチャット”にシームレスに動画広告を組み込む具体的なUI設計までご提案いただいたことから、導入を決めました(動画広告再生時のUI設計にもご協力いただきました)。
また、実装時に不明点等があっても非常に早い返信をいただいたおかげで、スムーズに開発を進めることができました。
リリース後の最適化チューニングもお任せ
リリース後も、広告の配信最適化に向けて丁寧にアドバイスをいただいたり、管理画面上での細やかなチューニングにも対応いただいています。
ゲームの運営が安定してからは、いかに省力化して各パートを維持できるかが重要となりますので、Ad Generationの運用サポートには大変助けられています。
最後にひとこと
動画リワード広告を採用したことで、サブスクリプション、アイテム課金以外の収益化に繋げることができました。最適なUI設計のご提案から運用最適化のサポートまでご助力いただき、感謝しています。今後もAd Generationさんの手厚いサポートに期待しております。
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