※この記事は、2018年7月まで掲載されていた旧ScaleOutブログの記事を再掲したものです。
オンライン広告キャンペーン is the part of 広告キャンペーン
広告キャンペーンにはそれぞれゴールがあります。
- ブランド価値の向上
- 新規顧客の獲得
- 既存顧客のロイヤリティ獲得
- エンゲージメント獲得
- ファンの拡大
上記はあくまでもTVや交通などを含んだ広告キャンペーン全体のゴールです。
オンライン広告キャンペーンは広告キャンペーンの一部です。なので、広告キャンペーンのゴールからブレイクダウンした、システマチックな数値目標がオンライン広告キャンペーンのゴールになります。
オンライン広告キャンペーンのゴール指標
オンライン広告キャンペーンの予算をすべて使った上で、以下の指標が、設定したしきい値を超えているかどうかがオンライン広告キャンペーンのゴールです。キャンペーンは成功したかどうかを判定します。
- CPA(コンバージョン単価)
- CPC(クリック単価)
- CTR(クリック率)
- リーチ数(キャンペーンに接触したユニークユーザー数)
- 任意の内部イベント数(任意の再生時間を超えた動画再生数など)
- 任意の外部イベント数(キャンペーンについてtweetされた数など)
この中で今日はコンバージョンについて勉強していきたいと思います。
それではどうぞ。
コンバージョンの5つのタイプ
コンバージョンは以下の5つのタイプに分類できます。それぞれにコンバージョン計測タグを設置してコンバージョンをトラッキングします。
Purchase/Sales
- 商品/サービス購入
コンバージョン計測タグの設置場所:決済完了ページ(決済機能がなければ注文完了ページ
Leads
- 無料ダウンロード
- 問い合わせ
コンバージョン計測タグの設置場所:リクエスト完了ページ
Sign ups
- ユーザー登録
コンバージョン計測タグの設置場所:登録完了ページ
Important Page Views
- 重要なページの閲覧
コンバージョン計測タグの設置場所:重要なページ
Important Event fired
- 重要なイベントの発火
コンバージョン計測タグの設置場所:重要なイベントのイベントリスナー
コンバージョンの2つの種別
オンライン広告キャンペーンの効果によるコンバージョンかどうかを判定するために以下の2種別のコンバージョンを正確に計測、集計しています。
ポストクリックコンバージョン
- 広告バナーがクリックされてからコンバージョンに至った数
通常、クッキーの有効期限を30日に設定しています。この場合、広告バナーをクリックしてから30日以内のコンバージョンであればカウントします。31日以降のコンバージョンはカウントしません。
ポストビューコンバージョン
- 広告バナーをビューしてからコンバージョンに至った数(クリックはしなかった)
通常、クッキーの有効期限を60日に設定しています。この場合、広告バナーをビューしてから60日以内のコンバージョンであればカウントします。61日目以降のコンバージョンはカウントしません。
同じ人が何回もコンバージョンした場合の取り扱いを設定
- 毎回コンバージョンをカウントする
- 1コンバージョンとカウントする
- 任意の期間で1コンバージョンとカウントする
いかがだったでしょうか?
コンバージョンの仕組み、基礎について勉強しました。コンバージョンはとても奥が深くアトリビューションやパフォーマンス、RTBにも関わってくるので異なる観点からも勉強していきたいと思います。それでは。