コラム

Supershipエンジニア×小学生で「学校の好きなところを集めた動画サイトを作ろう! 」プロジェクトレポート 〜サイト完成!編〜

Supershipと、NPO法人みんなのコード、港区立笄小学校で進める「動画サイトを作ろう」プロジェクト。

12月の初顔合わせ以降、動画制作、システム制作とそれぞれに準備を進めてきましたが、このたび、動画サイトがついに完成!先日、児童たちにお披露目しました。

(前回の初顔合わせの模様は以下の記事をご覧ください!)

Supershipエンジニア×小学生で「学校の好きなところを集めた動画サイトを作ろう! 」プロジェクトレポート 〜PJ始動!編〜
https://supership.jp/magazine/column/4102/

児童たちが思う「学校の好きなところ・良いところ」は?

12月から2月までのおよそ2ヶ月間、笄小学校の6年生の児童たちは「自分たちの学校の好きなところ・良いところ」を集めた動画の制作を進めてきました。

ある児童は教室で休み時間の様子を収め、ある児童は校庭を撮影するなど、思い思いの場所で撮影を行った児童たち。

中には、情報番組のレポーター風にレポートをしてみたり、先生にインタビューをしてみたりと趣向を凝らした動画もあり、楽しみながら動画を撮影したことがうかがえました。

6年間もの月日をこの笄小学校で過ごしてきた児童たちにとって、学校への思いは強いようで、最終的に165本もの動画が集まりました。

ついにお披露目・・・児童たちの反応は?

そして、2月某日。ついに動画サイトが完成!
Supershipのエンジニア、デザイナーの力を結集し、動画サイトの使い勝手を実現しつつも小学生らしいデザインのサイトに仕上がりました。

完成したサイト(一部加工しています)

プロジェクトメンバーはふたたび笄小学校を訪れました。

今回は、開発を担当したSupershipのエンジニア、名畑と大岩の2人が教壇に立ち、サイトの中身や仕組みについて説明しました。

児童たちにタブレットを配り、完成したサイトを見てもらうと、皆タブレットを覗き込んで自分が撮った動画を探すなどして夢中になっていました。

“足りない機能”を追加してみよう

こうしてお披露目された動画サイトですが、実はこの段階ではまだ“足りない機能”がありました。
すでに実装されているのが「検索」と「関連動画」。このほかに、一般的な動画サイトには「閲覧履歴」や「オススメ動画(レコメンド)」も実装されています。

大岩は「機能が少ないままだと使い勝手が良くありません。閲覧履歴のデータをもとにオススメ動画を表示できるようになると、どんどんたくさん楽しく動画を見られるサイトになって、使う人がもっと良い体験ができるようになります」と、この2つの機能の大切さを説明しました。

そこで、授業の場で実際にこれらの機能を追加することとなりました。

名畑は、まず今回の動画サイトが「どのように作られているか」について説明。「インターネット上に存在するサイトやアプリは基本的にプログラミング言語という特殊な言語で書かれています。その多くは複数人で作られていて、大規模なサービスだと数千人が関わっているものもあります。例えると、たくさんの人数で一つの作文を仕上げているような感じです」

「みんなに置き換えて考えてみると『クラスのみんなでひとつの作文を書く』というのは、すごく大変なはずです。なので、そのためのツールがインターネット上にはたくさんあります」と、Supershipのエンジニアも開発に活用しているサービス、GitHubについて実際の画面を用いて説明し、閲覧履歴機能を追加するためのコードを反映させました。

また、オススメ動画(レコメンド)機能についても実際の開発環境を見せながら説明。途中、エラーが発生するなどのハプニングもありましたが、その場で機能実装は完了し、最後に動画サイトのデータをプレゼントして授業は終了しました。

児童たちの感想は?

“自分たちの学校の好きなところ”を自分たちで撮影した動画だけが並ぶ、世界に一つだけの動画サイトを目にした児童たち。

今回の体験は、思い出深いものになったのでしょうか?また「プログラミングの面白さ」を感じてもらうことはできたのでしょうか?児童たちに感想を聞いてみると、

「動画を撮って、みんなともっと仲良くなれてとても楽しかったです。6年生の最後に本当にすごいことができました」
「僕もプログラミングの塾に通っているんですが、エンジニアの人たちは、僕がいつも勉強していることよりもっと難しいことをやっていて、かっこいいなと思いました!僕も将来、スゴいゲームを作りたいです」

と話してくれました。インターネットでのものづくりの楽しさや、エンジニアという職業の面白さは伝わったといえるのではないでしょうか。

また、先生に話を聞くと、「ふだん親しみのある動画サイトに近いものを作っていただいて、子どもたちもそこに参加できたことで、達成感を得ることができたのではないでしょうか」「既存のサービスを見てプログラミングを学ぶだけだと、ただ『こうなっている』という仕組みを知るだけで終わってしまいますが、実際に作っていただいたことで『こういうものが作れる』ことを感じられたのは子どもたちにとって大きかったと思います」と満足している様子でした。

授業を終え安堵の表情を浮かべる名畑(右)・大岩(左)

そして最後に、授業を終えたSupershipの名畑・大岩に話を聞きました!

−子どもたちに動画サイトを見てもらいましたが、感想はいかがですか?

名畑「普段は子どもを相手に仕事をすることがないので、正直どんな反応をされるか想像がつかず、このときまでかなり不安でしたが、タブレットを夢中に操作する姿を見て、ほっとしましたし、本当にやってよかったと感じました」

大岩「授業の冒頭でタブレットを渡して出来上がった動画サイトを見てもらったのですが、みんなものすごい勢いで食いついて見てくれたので、やって良かったという気持ちです。みんなで作り上げるのって楽しいですよね!」

−エンジニアという職業の面白さについて、子どもたちに授業で伝えきれなかった部分があれば教えてください。

名畑「プログラミングが持つ力の一端は伝えられたと思いますが、プログラミングそのものの面白さをもっと伝えたかったな・・とは思っています」

大岩「今回はエンジニアリングというか、みんなでひとつのものを作り上げるという“エンタメ”的な部分が大きかったので、具体的なプログラミングなど、基礎的な部分もやれたらより良かったな、と思いました」

−今後、同様の取り組みをするとしたらどのようなことをしてみたいですか?

名畑「コードを書いてもらう取り組みを何かしたいですね。コードを書く楽しさを感じてほしい!」

大岩「“チーム単位で簡単なプログラミングを行い、実際に動くものをつくる”といったことに取り組んでもらい、プログラミングって楽しい!と思ってもらえることを提供できたらと思います」

Supershipグループでは今後も、データとテクノロジーを活用した新たな価値の共創をグループ一丸となって進め、社会に貢献してまいります!

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