2024年4月1日より、Supership株式会社は親会社であるSupershipホールディングス株式会社に吸収合併されました。
合併に伴い、存続会社であるSupershipホールディングスは社名をSupershipに変更し、新たな経営体制を発足しました。本件に関する詳細は、プレスリリースをご確認ください。

【レポート&動画公開!】 ニューノーマルにおける店舗運営とは!KDDI×Supershipが考える店舗ソリューション
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【レポート&動画公開!】 ニューノーマルにおける店舗運営とは!KDDI×Supershipが考える店舗ソリューション

Supershipグループは「Supership Day vol.02」と題して、8月25日(火)〜8月27日(木)の3日間、計6テーマのウェビナーを開催しました。

当記事では、Session 2「ニューノーマルにおける店舗運営とは! KDDI×Supershipが考える店舗ソリューション」のセッションレポートをお送りします。

本セミナーでは、Supershipの中村がKDDI清水様をゲストスピーカーに迎え、顧客行動の変化を知り、ニューノーマルにおける店舗運営のあり方について見つめ直すきっかけとしていただくことをゴールにした内容となっています。

外出自粛期間中に得られたオンライン体験の多くは、継続利用の意向

本セミナーの前半では、160万人のモニターを有する『Pontaリサーチ』で実施した「新型コロナウイルスの影響による消費意識・行動変化の実態把握の調査」(10,000サンプル)やGPS位置情報データツール『KDDI Location Analyzer』による江ノ島来訪者の動向データ、オンライン体験後のサービス継続利用の意向調査、Supership保有のオンライン広告のデータなどから、多角的にコロナ禍の影響によるユーザーの行動変化を分析しました。

外出自粛によるインターネット利用時間の増加に伴い、オンライン起点の行動が増えただけでなく、消費者は一度経験したオンライン体験を継続利用する意向があることが読み取れました。
Withコロナの環境下で強制的にオンライン体験へと移行されたことで、Afterコロナでは顧客が「オンラインで代替される体験」と「オフラインでしか得られない体験」を選択できることへのニーズがあると想定される結果となっています。

これからの店舗運営に求められる「安心、安全」「体験価値向上」「顧客接点強化」

コロナ禍における店舗運営の最新事例として、Supershipグループの事前予約制度によるオフィス出勤管理をはじめ、ショッピングモールなど大型商業施設の中核テナントにおける「レジに並ばない」買物スタイルの導入やネットスーパー全店での店頭受け取り対応、さらに温泉施設の事前予約サービス、SNSでの料理注文サービスなどを取り上げました。

中村はこれらの事例から、今後の店舗運用に求められるポイントについて、以下のように語りました。

中村「1点目は、大前提として『来店客の安全確保』が最優先されています。一時的なコロナ禍というものがありますが、大前提として来店客の安全確保というのは最優先される時代になっていると思います。

2点目は『体験価値の向上』です。ネットで買える物だったらネットで済ますと考えられる部分もありますので、「その場所でしか味わえない雰囲気」といったリアル店舗でしか出せない価値を醸成することが重要です。

3点目は、来店をしてないお客さまに対して、継続的にアプローチすることが必須となります。

Withコロナにおいて効果が期待されるOMOソリューション

セッションの後半では、清水様よりKDDIがアライアンスパートナーと展開しているWithコロナ対応の店舗向け最新ソリューションをご紹介いただきました。

この中で取り上げられたKDDIとSupershipが取り組む『One Data Marketing Platform(以下、ODMP)』は、オフラインとオンラインのデータを統合し、One-IDにてデータ活用できるOMO(Online Merges with Offline)ソリューションです。

清水様「ODMPは、店舗にセンサーを設置いただくことで、Supership社が所有する属性データやインサイトを可視化できるダッシュボードと連携し、どのようなお客様がご来店されているか分析が可能となります。
さらにセンサーで把握したお客様データより、マーケティング施策の効果測定や購買に至らなかったお客様に向けたECへのマーケティング展開が可能となり、ONとOFFをつなぎ合わせるようなサービスとなっております」

ODMPの具体的なユースケースの効果として、以下のような課題解決が可能となります。
・時間帯の来店者数を把握し、ピンポイントでの集客施策により密状態を発生させず売上増加
・店舗内の動線解析により、密状態を回避したスムーズな動線の実現
・ご来店されたお客様をECサイトへ誘導し、オンラインの売上を増加

またODMPだけなく、3密の可視化やコロナ禍の業務効率化など、KDDIが取り組む独自の AI・IoTソリューションもご紹介いただきました。

最後に今回のまとめとして中村は以下のように語りました。
中村「コロナの影響によってデジタルシフトが加速した一方、リアル店舗でしか味わえない体験の価値が向上したことにより、ニューノーマルにおける店舗運営では良質な顧客体験をいかに提供するかが重要となります」

店舗や施設の運営において、ご相談やご興味あるソリューションがございましたら、お気軽にお問い合わせお願い致します。

また、本セミナーではコロナ影響による消費行動における各データの詳細やコロナ対策における店舗運営の最新の事例とソリューションをご紹介しております。
ぜひ、アーカイブ動画もあわせてご覧ください。フォームに入力いただけるとアーカイブ動画を閲覧可能になります。またアンケートにお答えいただけると資料もダウンロード可能となります。

セミナー動画内容 | 「ニューリテール」セッション  KDDI × Supership

Withコロナ時代の店舗運営には、感染拡大を防ぎ、売上拡大に向けた対応が必要となっています。 KDDIグループではそのような店舗の課題に対して、独自のデータを利活用したAI・IoTソリューションをご提供します。

ゲストプロフィール | 清水 裕 氏(KDDI株式会社)

清水 裕(KDDI株式会社)

清水 裕 氏(KDDI株式会社)
パートナービジネス開発部/GL

KDDI株式会社にてライフデザイン関連の新規事業を担当。これまでにKDDI Open Innovation Fundの立ち上げや、スマホゲーム事業、コンテンツメディア事業、IoT関連事業等に従事。

講師プロフィール | 中村 槙介(Supership株式会社)

中村 槙介(Supership株式会社)

中村 槙介(Supership株式会社)
データソリューション事業領域 OMOソリューション室 室長

外資系ITコンサルティング企業にて国内大手流通や、製造業のIT戦略立案やソリューション導入支援などに従事。その後、2019年にSupership株式会社にジョイン。Supershipの新規事業として流通やロケーションオーナ向けのソリューション開発に従事。

フォーム入力後ウェビナーを視聴できます

視聴後、アンケートを入力いただけるとセミナー資料もダウンロード可能です。



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SuperMagazine編集部です。Supershipグループが展開する、正確なデータと国内屈指の広告配信技術を基にした企業のデジタルマーケティングを支援する「マーケティングテクノロジー事業」と、Supershipのデータとデータ活用技術で企業が持つデータや顧客接点の価値最大化を支援する「データイネーブラー事業」に関連するサービスの紹介やクライアント事例をご紹介しています。

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